自治体許可を受けた業者のみ登録しているので、はじめての方も安心してご利用いただけます。
初期費用・月額0円で導入できます。
監修者

名前 / Name
西原 明宏(ニシハラ アキヒロ)
実績 / Achievements
廃棄物処理・資源物リサイクル事業を手がけ株式会社西原商事ホールディングス専務取締役
古紙・廃プラスチック・家電リサイクルなど多岐にわたる廃棄物処理の現場で培った知見をもとに、本メディアの監修を担当。
「ごみをやさしく、正しく、心地よく」扱うことが豊かな暮らしにつながるという信念のもと、生活者に役立つ情報の発信を支えている。
監修者

名前 / Name
西原 明宏(ニシハラ アキヒロ)
実績 / Achievements
廃棄物処理・資源物リサイクル事業を手がけ株式会社西原商事ホールディングス専務取締役
古紙・廃プラスチック・家電リサイクルなど多岐にわたる廃棄物処理の現場で培った知見をもとに、本メディアの監修を担当。
「ごみをやさしく、正しく、心地よく」扱うことが豊かな暮らしにつながるという信念のもと、生活者に役立つ情報の発信を支えている。
古くなった加湿器を前に、「不燃ごみ?粗大ごみ?」「タンクの水はどうすればいい?」と迷っていませんか。加湿器は、内部の加湿方式によって構造や注意点が異なります。本記事では、方式別の特徴から処分前にやるべきこと、具体的な処分方法までをまとめて解説します。読み終える頃には、安心して手放す準備が整うはずです。
処分方法を選ぶ前に、まずはお手持ちの加湿器がどの方式かを確認しておきましょう。方式によって内部構造や注意点が変わります。
内蔵ヒーターで水を加熱し、蒸気を発生させるタイプです。他の方式よりパワーがあり衛生面にも優れていますが、蒸気の吹き出し口が高温になるため、処分前は十分に冷ましてから作業する必要があります。
水を含ませたフィルターに風を当てて蒸気を発生させるタイプです。定期的なフィルターの手入れや交換が必要な構造のため、処分時はフィルター部分を本体と分けて扱う必要がある場合があります。
超音波の振動で水を微細な粒子に変えて放出するタイプです。軽量でコンパクトなモデルが多く、プラスチック製の外装が一般的です。熱を発生させない分、内部の水が残りやすいため、処分前の水抜きが特に重要になります。
気化式にヒーターの加熱を組み合わせた方式です。構造がやや複雑なぶん、内部にヒーター部品とフィルター部品の両方を含みます。処分方法自体は他の方式と大きく変わりませんが、部品点数が多い分、分解して出す際は自治体のルールをよく確認しましょう。
| 方式 | 構造の特徴 | 処分前に特に注意すること |
| スチーム式 | ヒーターで加熱・蒸発 | 吹き出し口が高温になるため冷ましてから作業 |
| 気化式 | フィルターに風を当てて蒸発 | フィルターを本体と分けて分別 |
| 超音波式 | 振動でミストを発生 | 熱を持たない分、水が残りやすいので水抜きを徹底 |
| ハイブリッド式 | ヒーター+フィルターの複合構造 | 部品点数が多いため分解時の分別に注意 |
方式にかかわらず、処分前に必ず行っておきたいことがあります。
加湿器の給水タンクに水が残っていると、持ち運ぶ際に水漏れや漏電など予期せぬトラブルを引き起こす可能性があります。捨てるにしても売るにしても、必ず水を抜いてから作業を始めましょう。
水を抜いたとしても、乾燥が不十分だとタンク内部にカビが生えたり水アカが付いたりすることがあります。しっかり乾燥させてから搬出することで、運搬中の衛生面のトラブルを防げます。
水抜きと乾燥が済んだら、次は区分を確認しましょう。
加湿器は、卓上サイズなど一辺が30cm未満の小型のものであれば不燃ごみとして処分できる自治体が多く、一辺30cmを超える大型のものは粗大ごみとして扱われるのが一般的です。ただし規定サイズは自治体によって異なるため、処分前に、お住まいの自治体のホームページで確認しておきましょう。
フィルターや水タンクなど、外せる部品を取り外すことでサイズが小さくなり、不燃ごみとして出せるようになる場合があります。取り外した部品は、本体と別の素材でできていることが多いため、分別して処分する必要があります。
方式・水抜き・区分を確認したら、処分方法を選びましょう。
小型のものは不燃ごみとして、大型のものは粗大ごみとして自治体に収集してもらう方法です。粗大ごみの場合は事前の申し込みと処理券の準備が必要になります。お住まいの自治体のルールに沿って、正しい区分で出しましょう。
加湿器は、テレビやエアコンなど家電4品目を対象とする「家電リサイクル法」の対象ではありませんが、多くの自治体で小型家電リサイクル法の対象品目として扱われています。市役所や公共施設、家電量販店などに設置されている回収ボックスに投函すれば、無料でリサイクルに回すことができます。
新しい加湿器への買い替えを予定している場合は、購入店舗やメーカーの下取り・回収サービスを利用すると効率的です。新しい商品の配送と同時に古い加湿器を引き取ってもらえることもあり、手間を最小限にできます。
「他の不用品と一緒にまとめて処分したい」「すぐに手放したい」という場合には、不用品回収サービスの利用も選択肢のひとつです。加湿器単体での依頼よりも、他の家電やインテリアとあわせて依頼すると効率的です。
| 処分方法 | 費用 | 手間 | スピード |
| 自治体の不燃ごみ | 無料(ごみ袋代のみ) | 少ない | 収集日を待つ |
| 自治体の粗大ごみ | 有料 | 申し込みが必要 | 収集日を待つ |
| 小型家電回収ボックス | 無料 | 少ない(持ち込みのみ) | 自分の都合次第 |
| 買い替え時の下取り | 無料〜還元あり | 少ない | 購入と同時 |
| 不用品回収サービス | 有料 | 少ない(搬出不要) | 早い |
オフィスや店舗など、業務で使用していた加湿器は「産業廃棄物」として扱われ、自治体の家庭ごみ回収では処分できません。産業廃棄物の処分方法は自治体や排出量によって異なるため、まずはお住まいの自治体や許可を持つ産業廃棄物処理業者に確認しましょう。
一般家庭から廃棄物を有料で収集・運搬するには、廃棄物処理法にもとづく許可が必要です(根拠:e-Gov法令検索「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」第七条)。無許可の業者に依頼すると、高額請求や不適正な処理につながるおそれがあります。実際に、国民生活センターに寄せられた不用品回収サービスに関する相談件数は、2018年度の1,354件から2021年度には2,231件へと増加しています(出典:独立行政法人国民生活センター「不用品回収サービスのトラブル」)。依頼先を選ぶ際は、許可を持つ事業者かどうかを事前に確認することが、安心して処分するための一番の近道です。
DUSTALKは、古紙・缶・ペットボトル・廃プラスチック・小型家電など幅広い品目に対応する回収サービスです。水抜き・乾燥を済ませた加湿器を、他の不用品とあわせて回収してもらうこともできます。少量からでも気軽にお問い合わせいただけます。
サイズや自治体によって異なります。卓上サイズの小型のものは不燃ごみとして、一辺30cmを超える大型のものは粗大ごみとして扱われることが多いため、お住まいの自治体のルールを確認しましょう。
ヒーターで加熱するスチーム式は、使用直後は吹き出し口が高温になっています。他の方式以上に、十分に冷ましてから水抜き・搬出の作業を行うようにしましょう。
電池式の場合は、電池を取り外して「乾電池」として別に回収してもらう必要があります。本体と電池は必ず分けて処分しましょう。
故障している状態でも処分は可能です。ただし、内部に水が残ったまま搬出すると危険なため、可能な範囲で水を抜き、電源プラグを抜いてから作業しましょう。
加湿機能付きの空気清浄機も、基本的には空気清浄機と同様の区分で扱われることが多いですが、水を使うタンク部分があるため、水抜きと乾燥を忘れずに行いましょう。自治体によって区分が異なる場合があるため、事前に確認しておくと安心です。
加湿器は方式によって内部構造や注意点が異なりますが、どのタイプでも「水抜きと乾燥」が共通の第一歩です。サイズに応じた区分を確認し、無許可業者に注意しながら正しいルートで手放しましょう。正しい知識を身につけて、すっきりと加湿器を片付けましょう。