自治体許可を受けた業者のみ登録しているので、はじめての方も安心してご利用いただけます。
初期費用・月額0円で導入できます。
監修者

名前 / Name
西原 明宏(ニシハラ アキヒロ)
実績 / Achievements
廃棄物処理・資源物リサイクル事業を手がけ株式会社西原商事ホールディングス専務取締役
古紙・廃プラスチック・家電リサイクルなど多岐にわたる廃棄物処理の現場で培った知見をもとに、本メディアの監修を担当。
「ごみをやさしく、正しく、心地よく」扱うことが豊かな暮らしにつながるという信念のもと、生活者に役立つ情報の発信を支えている。
監修者

名前 / Name
西原 明宏(ニシハラ アキヒロ)
実績 / Achievements
廃棄物処理・資源物リサイクル事業を手がけ株式会社西原商事ホールディングス専務取締役
古紙・廃プラスチック・家電リサイクルなど多岐にわたる廃棄物処理の現場で培った知見をもとに、本メディアの監修を担当。
「ごみをやさしく、正しく、心地よく」扱うことが豊かな暮らしにつながるという信念のもと、生活者に役立つ情報の発信を支えている。
キャスターが壊れた、旅行用に新しいものを買ったなどの理由で、古いスーツケースを手放したいと考えている方も多いのではないでしょうか。スーツケースは大きく、金属やプラスチック、布など複数の素材でできているため、「何ごみに出せばいいの?」と迷いやすいアイテムです。本記事では、スーツケースのごみの区分、処分方法、自分で解体する場合の手順、捨てる前に確認したいことまでをわかりやすく解説します。
スーツケースの出し方は、サイズと素材、そしてお住まいの自治体の分別ルールによって決まります。まずは手元のスーツケースの特徴を確認し、どの区分になりそうかを把握しておきましょう。
| スーツケースの種類・状態 | 主な素材 | 出し方の目安 |
| ハードタイプ(樹脂製) | ABS樹脂、ポリカーボネートなど | 粗大ごみになることが多い |
| ハードタイプ(金属製) | アルミニウムなど | 粗大ごみになることが多い(解体は難しい) |
| ソフトタイプ | ナイロン、ポリエステルなどの繊維 | 粗大ごみ、または解体して素材ごとに普通ごみ |
| キャスター・ハンドルなどの部品 | 金属、プラスチック | 解体した場合は素材ごとに分別 |
※区分は自治体によって異なります。お住まいの自治体の分別ルールをご確認ください。
スーツケースは、機内持ち込みサイズの小さなものでも一辺が数十センチあり、多くの自治体で粗大ごみとして扱われます。粗大ごみの基準は「一辺が30cmを超えるもの」「指定ごみ袋に入らないもの」などと自治体ごとに定められており、手数料もサイズによって異なる場合があります。お住まいの自治体の分別ルールをご確認ください。
スーツケースは大きく、硬いシェルでできたハードタイプと、布製のソフトタイプに分けられます。ハードタイプの本体にはABS樹脂やポリカーボネートなどのプラスチック、アルミニウムなどの金属が使われ、ソフトタイプの本体にはナイロンやポリエステルなどの繊維が使われています。いずれもキャスターやハンドル、フレームには金属やプラスチックの部品が組み合わされています。
自治体によっては、スーツケースを解体して基準のサイズ以下にすれば、素材ごとに可燃ごみや不燃ごみ、プラスチックごみとして出せる場合があります。ただし、ハードタイプのシェルやアルミ製のフレームは硬く、家庭で細かくするのは簡単ではありません。解体して出せるかどうかも含めて、自治体の案内を確認しておきましょう。
処分する前に、ポケットの中に小物や書類が残っていないかを確認します。住所や氏名が書かれたネームタグ、航空会社の手荷物タグやステッカーが付いたままになっていることもあるため、個人情報につながるものは外してから手放しましょう。
スーツケースを手放す方法は、自治体のサービスを利用する方法から回収サービスに任せる方法まで複数あります。ここでは代表的な6つの方法と、それぞれがどんな人に向いているかを紹介します。
自治体の粗大ごみ収集を利用する方法です。電話やインターネットで申し込み、処理券を購入して貼り、指定日に指定場所へ出します。手数料を抑えられる一方、申し込みから収集まで日数がかかることが多く、収集日の朝までに自分で運び出す必要があります。
自治体の基準サイズ以下に解体できれば、普通ごみとして出せる場合があります。費用がかからない点がメリットですが、工具の準備や作業時間が必要です。ソフトタイプなど、比較的解体しやすいスーツケースに向いています。
車で運べる場合は、自治体のごみ処理施設へ直接持ち込む方法もあります。事前予約が必要な施設が多く、受付日時が限られることもあるため、日程を合わせやすい方に向いています。
新しいスーツケースを購入する際に、購入先によっては古いスーツケースの引き取りや下取りを行っている場合があります。対応の有無や条件は店舗や時期によって異なるため、購入前に確認しておきましょう。
目立つ傷や故障がなく、まだ使える状態のスーツケースであれば、旅行の予定がある知人などに譲る方法もあります。使う機会が限られるアイテムなので、必要としている人に使ってもらえればごみを減らすことにもつながります。
「すぐに処分したい」「複数のスーツケースやほかの不用品もまとめて片付けたい」という場合は、回収サービスに依頼する方法が便利です。自宅まで引き取りに来てもらえるため、運び出しや日程調整の手間がかかりません。引っ越しや大掃除のタイミングにも効率よく片付けられます。
費用をできるだけかけたくない場合は、ソフトタイプなら解体して普通ごみ、ハードタイプなら粗大ごみや持ち込みが候補になります。平日に時間を取りにくい、収集日まで置き場所がない、階段からの運び出しが大変という場合は、日時を合わせて自宅から引き取ってもらえる回収サービスが便利です。引っ越しや実家の片付けなどでスーツケース以外にも処分したいものが多いときは、品目ごとに申し込む手間が省けるため、まとめて依頼すると時間と労力を大きく減らせます。
| 処分方法 | 費用 | 手間 | スピード | 向いている人 |
| 粗大ごみ | 比較的抑えられる | 申し込み・運び出しが必要 | 収集日まで待つ | 日程に余裕があり自分で運べる人 |
| 解体して普通ごみ | かからない | 工具と作業時間が必要 | 収集日に出せる | ソフトタイプで解体しやすい人 |
| 処理施設へ持ち込み | 比較的抑えられる | 予約・車での運搬が必要 | 予約日に処分できる | 車があり日程を合わせやすい人 |
| 購入先への相談 | 店舗による | 購入時に相談 | 購入時に処分できる | 買い替えを予定している人 |
| 譲る | かからない | 受け渡しが必要 | 相手次第 | まだ使える状態の人 |
| 許可を持つ回収サービス | 依頼内容による | 搬出まで任せられる | 希望日に合わせやすい | 手間をかけずすぐ片付けたい人 |
費用をかけずに処分したい場合は、解体して普通ごみとして出す方法があります。安全に作業を進めるために、必要な道具と手順、無理をしないほうがよいケースを確認しておきましょう。
用意したいのは、プラスドライバーとマイナスドライバー、ペンチ、カッターや裁ちばさみ、軍手、ごみ袋です。硬いシェルを切る場合は、のこぎりなどの工具が必要になることもあります。床を傷つけないよう、作業場所には新聞紙やレジャーシートを敷いておきましょう。
まず、内装の布や仕切り、ポケットなどを取り外します。次に、キャスターやハンドル、鍵などのネジで留められた部品をドライバーで外していきます。ソフトタイプの場合は、布部分をカッターや裁ちばさみで切り分け、金属のフレームやプラスチックの部品と分けます。外した部品は、布、プラスチック、金属など素材ごとに分け、自治体のルールに沿って出しましょう。
ポリカーボネートやアルミニウムのシェルは硬く、切断に時間がかかるうえ、工具が滑ってけがをするおそれがあります。リベットで固定された部品は、家庭用の工具では外しにくいこともあります。作業に時間がかかりそうな場合や、力を入れないと外れない部品がある場合は、無理をせず粗大ごみや回収サービスを選ぶほうが安全です。
スーツケースは、状態によっては修理して使い続けられることもあります。捨てる前に検討したいことと、処分方法を選ぶ際の注意点を紹介します。
スーツケースを手放す理由として多いのが、キャスターの破損やハンドルの不具合です。こうした部品はメーカーの修理サービスなどで交換できる場合があり、本体に大きな傷みがなければ使い続けられる可能性があります。保証期間や修理費用を確認し、買い替えと比べて判断しましょう。
家族それぞれのスーツケースが押し入れに眠っている、引っ越しでほかの家具も処分したいという場合は、まとめて処分するのが効率的です。粗大ごみは品目ごとに申し込みや処理券が必要になるため、量が多いときは一度に回収してもらえる方法を検討すると手間を減らせます。
一般家庭から出る廃棄物を回収するには、廃棄物処理法に基づく市区町村の一般廃棄物処理業の許可、または市区町村からの委託が必要です。国民生活センターが2022年に公表した資料では、不用品回収サービスに関する相談件数は2018年度の1,354件から2021年度には2,231件に増えており、許可を持たない事業者とのトラブルが目立つと注意が呼びかけられています。依頼前に許可の有無と見積もりの内訳を確認しておきましょう。
(出典:国民生活センター「不用品回収サービスのトラブル」
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20221102_1.html )
スーツケースに使われている金属やプラスチックは、適正に処理されることで資源として活用される可能性があります。環境省の調査によると、令和6年度の全国のごみ総排出量は3,811万トン、リサイクル率は19.3%でした。使わなくなったスーツケースも、決められたルールや許可を持つ事業者を通じて手放すことで、環境への負荷を減らすことにつながります。
(出典:環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和6年度)について」 https://www.env.go.jp/press/press_03502.html )
「解体するのは大変」「粗大ごみの申し込みや収集日を待つのが面倒」なら、運び出しから任せてしまうのが一番の近道です。
DUSTALK(ダストーク)は、自治体の許可を持つ業者によるゴミ回収サービスです。LINE公式アカウントにご登録いただくと、スマホから気軽に回収のご相談ができます。
多くの自治体では粗大ごみとして扱われます。解体して基準のサイズ以下にすれば、素材ごとに普通ごみとして出せる地域もあります。区分は自治体によって異なるため、お住まいの自治体のルールを確認してください。
小さいスーツケースでも、自治体の基準サイズを超える場合は粗大ごみになることが一般的です。基準や手数料は自治体ごとに異なるため、事前に確認しましょう。
ドライバーなどで部品を外し、素材ごとに分ければ普通ごみとして出せる場合があります。ただし、硬いシェルやアルミフレームは解体が難しく、けがのおそれもあるため、無理をしないことが大切です。
キャスターやハンドルは、メーカーの修理サービスなどで交換できる場合があります。本体に大きな傷みがなければ、修理費用と買い替えを比べて判断しましょう。
ポケットの中身を確認し、住所や氏名が書かれたネームタグや手荷物タグなど、個人情報につながるものを外しておきましょう。
スーツケースは多くの自治体で粗大ごみとして扱われ、解体すれば素材ごとに普通ごみとして出せる場合もあります。処分方法には、粗大ごみや持ち込み、購入先への相談、譲渡、回収業者への依頼などがあり、費用・手間・スピードのどれを重視するかで選び方が変わります。硬いシェルの解体は無理をせず、キャスターなどの不具合なら修理も検討してみましょう。捨てる前には、ネームタグなど個人情報につながるものを外しておくことも大切です。